いささか衝動的に、Chromebook買いました。
Lenovo IdeaPad Duetという10.1インチの2in1。
OSはChromeOS、プロセッサはArm(MediaTek Helio P60T)で4GBのメモリ、128GBのストレージを積んでます。

物欲の発端

当初は奮発してM1のMacBook Airを買おうかと思っていたのですが、雰囲気とサイズ感、そして価格にだいぶおされてしまいまして。。。
なんと32,000円程度になっていたのです。
少し前、ChromebookでLinuxが起動できるようになったと聞いてからChromebookに興味が湧いていたのでふが、ダメ押しでしたね。

CPUがArmな事に関しては関しては一瞬悩んだのですが、Go言語やnode.jsが問題無さそうなこと、VS Codeが起動することを確認したので、ポチっと。

楽天のLenovoで購入したので、実際に到着するまでは、一週間ぐらいかかってしまいもどかしい思いをしました。多分Lenovo公式で購入した方が早いと思います。

同時購入したものは、AmazonでHDMI出力がついて、かつ使用中にPDで充電できるQGeeMとやらのUSBハブと、適当な液晶保護フィルムです。
さすがアマゾンだけあって翌日に来て、余計にもどかしかったり(笑)

Chromebookについて今すぐにでも語りたいのですが、順を追ってやります。

到着してから。

到着して電源をつける前に、すぐに液晶保護フィルムを貼ったのですが、このフィルムは失敗でしたね。端っこの裁断が酷すぎて、どうやっても気泡が入ってきます。

ちょっとしょんぼりしながら電源をつけて、ぽちぽちとセットアップしていきました。

まず、タッチパッドのスクロールがマックっぽいスクロールだったので、設定で逆向きに変更。
というか、変更できることに少しびっくりしました。なんかこのあたりは仕様を押しつけられると思っていました。

その後Linux環境をセットアップします。このステップは、明日以降に記載します。

物理的な使い具合。

スペックシートを見て、900g近いと知ってから覚悟はしてましたが、やっぱり重いですね。
タブレット的使い方をしたい場合は、キックスタンドとキーボード外しちゃった方が良いと思います。
僕は逆に、ケースに入ってるんだ、と思い込むことにして、軽めのノートPCみたいな捉え方してます。

キーボードは少しペナペナした頼りない浅めの感じで、最初は少し抵抗感ありましたが、慣れたら全然打てますね。NetWalkerは全然慣れなかったので、大違いです。
以前はT90Chiを使っていたシーンで僕は使っていますが、T90Chiの方がキーボードは打ちやすかったです。
ただ、トラックパッドがあるので、総合的にはT90Chiよりは高得点です。T90Chiのスタートボタンとかタスクバーの押しにくさは異常。

Chromebookを使ってみて。

まず、メモリ4Gって少なくないの?ってところが気になってましたが、「ちょっと少ないけど我慢できないほどでは無い」という結果に。
具体的に言うと、Chromeでfaviconだけになるぐらいタブを開いていると、なんか挙動が怪しくなったりしました。タブはこまめに閉じよう、何か後で読む系のアプリ使おう、みたいに思ってます。
まぁT90Chiでは最近、タブを10枚ぐらい開いた時点でまともな動作は望めなくなってたので、全然マシです。
また、WeTTyを使うとなぜかOSを巻き込んで落ちるとか、不審な動きをするシーンがあります。WeTTyもバージョン古いし仕方ないのかな。これに関しては、Linuxを上げてsshでログインすることによって解決しました。
意外とLinux環境でメモリが足りなくなる事は、僕の使い方だと無いです。

CPUがArmな点も、Linuxアプリのうち私が使うものは全然動いたので、人を選びそうですが大丈夫だと思います。
前評判でイマイチかもと聞いていたAndroidアプリの動作がスムーズに動いたのもびっくりでした。
このAndroidアプリの件に関しても、Google I/O 2019で、Chrome OSに対応してよねって話があったのを読んだので、またそれも記事にします。

Android向けアプリでは、特に、OneNoteがスイスイ、しかもレスポンシブにリサイズして使用できたのはめちゃくちゃ熱いです。今、ほとんどのノートをOneNoteに集約させてます。とはいえ、ローカルで使えるWiki的なアプリも常に探し続けていたり。
Android用のPrimeVideo等も普通に動作するので、オフライン用にダウンロードしておくのも簡単ですし、良い感じ。
何故かAndroid用PrimeVideoは外部ディスプレイ接続時に、外部ディスプレイ側で動画が表示出来ないなど謎挙動があって、納得が行ってませんでしたが、そういうシーンでWiFiが無いことねぇなって気づいたのでブラウザで確認したところ、ブラウザでは普通に見ることが出来ました。

また、懸念していたGMailの、ログインしているアカウントではないアドレスのメールってどうなるんだろう? も普通にメールアプリで複数メールアドレスを設定出来たので、問題無いです。

VS Codeの動作は若干もっさりというか、もっちゃりしています。特に起動直後はfcitx-mozcの入力がちょっと変になったり。

ただまぁ、こればっかりはお値段相応な動作かもしれません。

重たいことがやりたい場合は、メインPCを使えば良いのかな、とも思いますし、私の中でこの端末はT90Chiの後を継ぐものなので、かなりイケてます。

色々なモバイル端末を使ってきましたが、その中で不便だったな、と思うのが、充電器が必要という事でした。
たくさんキーボード付き端末は使ってますが、常にDOSモバも持ってた記憶があります。
そのDOSモバも数年前にさすがに液晶がめちゃくちゃ薄くなって、T90Chiに道を譲りましたが、素直に譲れたのもT90Chiがモバイルバッテリーでも動作するという点があったからかもしれません。
IdeaPad DuetもUSB Type CのPD充電に対応なので、持ち物も増えず全然OK。
しばらくは愛機として使い込んでいこうと思います。