スズキ・スペーシアを買いました
いよいよパジェロミニが限界を迎えそうだったので、車を買い換えました。
何を隠そう、我が家のパジェロミニ、初年度登録が平成8年の、E-H56Aというすさまじく古い逸品。
今時3ドアの、誇れる装備が「ターボ」「パワステ・パワーウィンドウ」「エアコン」という今となっては骨董品で、新入社員より全然年上の車でした。
その前に乗っていたヴィヴィオビストロのクラッチが壊れて、アッセンブリ交換と結構な金額を提示されてからの車選びみたいな感じで、割と勢いで買った車だったのですが、かなり気に入ってて乗り倒してました。
ただ、いろんなトラブルがあったり。
- なぜか突然異音。見るとファンベルトが1/3の細さに。
→さすがに修理。 - なぜか役所に停めてただけでバッテリーが上がる。
→さすがにバッテリー購入。 - なぜか朝イチでDレンジがシフトアップしない。
→運用でカバー。 - いよいよメーターの中のシフトインジケータが一部点灯しない。
→運用でカバー。 - トランクのドアの内装が取れた。
→運用でカバー。
と、ここ数年で急激に車検に通すのが大変そうな事態になってきました。
そして今年が車検の年。
確かタイヤを替えろと言われてたので、今年の車検は値が張る予定でした。
で。
今回はさすがに乗り換えようと。
それも、古めの車ではなくて、新しめの車にしよう。家族も乗せるし。
そんな感じで探し始めることに。
ところが、なんともこれが最近の車を知らなすぎて、まず装備の相場・価格の相場からわからない。
いよいよ困った自分は、会社に頼って「車購入サポート」みたいなサービスに手を出したのですが、結果的には良い感じにまとまりました。
大雑把なイメージと希望金額をWebで申し込んだら、担当の人がディーラーを数件電話で押さえてくれて、ディーラーの人が希望金額で車を探してくれるサービス。
メチャクチャ便利でしたね。ええ。
ぶっちゃけ自分が考えてた軽自動車に対する予算が2021年には通用しないラインであることも痛感しつつ、それでも何も言わず車を選んでくれた上、今日来てもお話できますよと言ってくれたスズキに直行。
某社は「今はその価格で軽自動車無いですよ」とチクリと言われたので来週に行きますって言いましたが、結局スズキに即決しちゃいました。売り方やぞ。
スズキでも最初は言ったとおりの価格の中古車と、あと数台スズキ内での写真を見せてくれたのですが、なかなか確かに微妙に年食った車多いな、と。
「新古車とかありますか？実際に座れたら嬉しいんですが」というと「うちにもありますよ、是非乗ってください、これなんかどうでしょう」とそのまま誘われまして。
それが、スペーシアでした。一つ前の仕様でしたが、初年度が2020年の純正ナビ、全方位モニターとHUDがついたやつ。当たり前だけど全然走ってない。
「良いな」って正直に思ったので、「いくらですか？」と聞くと、見積書刷ってくれて。
「残念ながらこれ以上は私でもまけられないんです」と言われたので、素直に「そうなんですかぁ。今、僕『今日決めたらいくらになりますか』って聞こうとしてたんですよ」とか言ってて。
ひとしきり笑った後「じゃあください」って言ってそのまんま決まりました。
結局、確かに値引きは一切無かったものの、純正ドアバイザーと純正フロアマットつけてくれましたけど。
正直安くはなかったですが、まぁ組める範囲のローンだし、頑張るか、みたいな感じです。
担当の方がメチャクチャ親切で、「今の保険証書がこれなんだけど、この会社は新車特約が無くて切り替えたい。新しい車でローン残ってるからこういうのにして、ドラレコの特約つけたい」とか大雑把な事を言ったら見積もり作ってくれて「これと同じ条件で職域の団体保険の見積もり出されたらどうです？」とかあっさりやってくれる。
初めてディーラーで車を買っただけに、なんか「こんなの良いの？」と思うことがとても多かったですね。
自分の知識が時代遅れになった以上、こういうのはとてもありがたいです。
そして先日やっと納車。
メチャクチャ乗りやすい。
ターボついてないってのでちょっと警戒してたけど、全然ターボ無くても大丈夫。
ブレーキかけて止まる感覚がなんか今までの車と全然違うので、回生ブレーキが頑張ってるんだろうなって思いながら、慣れようと努力中。
HUDは最高に見やすくて、サイバーっぽくて格好いいのでかなり嬉しいです。
ちゃんと長い信号だったのでサイド引いて（踏んで？）安全確認してから撮りました。
全方位モニターとか電動スライドドアもメチャクチャ便利なのですが、まず後部座席にドアついてるとか、リモコンキーがついてるとか、エアコンがオートなのに感激しているので、しばらくは感激しっぱなしになりそうです。
とりあえず、割と今までの人生の中で高めの買い物だったので、大事にしよう……。
