Chromebook(arm)でC#を使うために手動インストールしました。

最近更新頻度が落ちていてなんとももどかしいです。
もう少し色々書いていきたいですね。
最近は、C#とflutterとGoを趣味では触ってます。

で。C#。
例のごとくChromebook(ideaPad Duet)でもC#が書きたいと思って、dotnetを使えるようにしようとしたところ、少し無駄なことをしてしまったので、備忘録を兼ねて書いておきます。

まず、公式サイトのDebian用の手順は、x64機用です。
完全に気づかずにリポジトリ追加して一瞬悩みました。

arm機では、手動でインストールする必要があります。

抜粋すると、

$ wget https://dot.net/v1/dotnet-install.sh

でインストールスクリプトを取得し、

$ chmod +x ./dotnet-install.sh

して権限をつけてから、

$ ./dotnet-install.sh -c Current

でインストールを行います。
なお、-c Currentをつけない場合は、LTS(今であれば3.1)がインストールされます。

インストールが終わると、~/.dotnet以下にdotnetコマンドなどがインストールされます。
ここにパスを通した上で、あとはDOTNET_ROOTという環境変数を設定すると1、.NET 5での開発ができるようになります。
私は.profileに下記のように設定しました。

export PATH=$PATH:$HOME/.dotnet
export DOTNET_ROOT=$HOME/.dotnet

いささかChromebookで実行するとバイナリの起動が重い気がします2が、ちょっと使っていってみようかと。


  1. これを設定しないと、FDD(フレームワークに依存する展開)でビルドしたバイナリが実行できません。どハマりしました。 ↩︎

  2. timeで見ると、dotnet new consoleのhelloworldですらrealで0.3s~0.4sほどかかってます。 ↩︎