Obsidianをしばらく使ってみて感じたことをまとめてみました。

導入

ちょっと前からノートアプリ難民だった僕に、Obsidianはまさにメシア的存在として降臨しました。

デジタルなノート、昔からずっとつけてて。
遙か昔はChangelog形式のテキストファイル、その次がPukiwiki。だいたい2010年ぐらいからEvernoteでずっと過ごしていたのですが、なんと今の会社、Evernoteが使えないんですよね。アクセス禁止サイトになっています1

仕方なくOneNoteでノートを取るようになったのですが、これがまたストレスフル。
なんせ続きが書きたくてクリックすると新しいテキストのハコができたり、VSCodeからコードをコピペすると残念な書式になったり、もう大変。

ただリアルタイム同期は本当に優秀で、特に僕はクロスプラットフォームな開発ばっかりしているのでめちゃくちゃ役に立ってました。これ無しでは成り立たんレベル。

いかんせん重い。そして活用しづらい。最大の問題がスマホだともう致命的に編集しづらい。
そこで色々なアプリを検討してみた結果、Obsidianしか勝たん、という結論に至りました。

  • Joplin
    機能としては充分なのですが、このスマホアプリは一体何なんだ……というクオリティ。特にChromebookで悲惨。
    あとクラウド内でのファイルの使い方が前衛的すぎて困惑する。
  • GitJournal
    スマホだと使いやすいし、僕自身コントリビュートして不便なところは直せたけど、Chromebookでキーボードが効かないというFlutterの不具合を踏み抜く。

他、色々なアプリを使ったのですが、Obsidian以外で僕が求めている機能を実装しているものが無かったです。
ちょっと前は、モバイル版が無かったのでそこまで食指が動かなかったのですが、モバイル版がしっかり動いている事を知って、がっつり移行。仕事に使う上で、Syncが使えなかったので、自力でSyncを作るレベル。

Obsidianでめちゃくちゃ便利な機能

まだまだMOCをまとめたり、Zettelkasten的な使い方はに関しては試行錯誤している途中ですが、普通にノートアプリとしてもめちゃくちゃ便利です。

Wiki的リンクが張れる

これはもう最強ですね。一番最初がPukiwikiだったので、もうこの機能は外せないです。
他のアプリのように、別のノートをドラッグ&ドロップする必要も無い。ただ[[と入力するだけで候補がインクリメンタルに出てくる。無限に楽。

リンク、バックリンクが表示される

シンプルに神。

リンク先をその場に表示出来る

なにげにこれすごくて、別のノートをその場に持ってくることが出来ます。
![[ノート名]]
この書き方。

アンカー単位で持ってくることも出来ます。
![[ノート名^アンカー]]
みたいな。

検索が凄い

path:ToDo -\#archivedとか、相当無茶できます。

色々とまだ活用できてない機能が多いので、気づいたらどんどんまとめていこうと思います。


  1. これは自分が知財を作るようになった最近、やっと納得しました。 ↩︎